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【福岡】富士茶房 SUI<福岡の新駅「桜並木駅」エリアでグルメ散歩>(1)

【福岡】富士茶房 SUI<福岡の新駅「桜並木駅」エリアでグルメ散歩>(1)

3月16日、西鉄天神大牟田線に14年ぶりとなる新駅「桜並木駅」が開業しました。5月の心地よい陽気に誘われて、駅周辺をお散歩しながらグルメを楽しみませんか?築70年の旅館をリノベーションしたカフェ、自家焙煎コーヒーショップ、おしゃれなパティスリーまで、注目のお店を紹介します。全3回の第1回は「富士茶房 SUI」です。

富士茶房 SUI

築70年の旅館をリノベ!趣のある空間で生パスタランチを

桜の季節が終わり、桜並木駅の南側にある「桜並木通り」は美しい新緑に包まれています。新緑を鑑賞しながら歩くこと約10分、2022年4月にオープンした「富士茶房 SUI」を訪ねました。

ここは築70年の旅館「萃豊閣(すいほうかく)」の一角をリノベーションしたカフェ。「萃豊閣」は現在温浴施設として営業していて、「富士茶房 SUI」の入口は建物の左側にあります。白壁、瓦屋根に格子戸と、和の趣たっぷりの外観が素敵ですね。

旅館の古い柱や天井の梁を生かした空間は、古民家を思わせる落ち着いた雰囲気。天井が吹き抜けになっているので開放感があり、座席はカウンター、テーブル共に掘りごたつ式で足を伸ばしてくつろげます。

階段を上がった2階にもテーブル席が。ジャガード織の張地がおしゃれな低いアームチェアや柱時計など、旅館で使っていたという家具や装飾品がレトロモダンな雰囲気を演出しています。

「夜のイメージがある雑餉隈エリアのランチタイムを盛り上げたい。趣のある空間を生かしながら、気軽にランチやスイーツを楽しめる場所を作りたい」。そんな思いがカフェ開業のきっかけだったそうで、メニューの看板となるのは生パスタとパティシエ特製のスイーツ。生パスタは定番と季節替わりで、約8種類が揃います。取材時は人気No.1の生パスタ「金太郎カルボナーラ63.5℃の半熟卵添え」(1,530円)と、新鮮サラダとドリンクのセット「寿町セット」(500円)をいただきました。

もっちりとした食感でソースがよく絡む生パスタは、兵庫県淡路市にある老舗製麺所「淡路麺業」謹製。那珂川市「フジノ香花園」から届く「金太郎たまご」の半熟卵は、63.5℃という低温調理で仕上げることで濃厚な味を引き出しています。ソースには乳脂肪30%のクリームと、鹿児島県「石元淳平醸造」で作られる「COCOROMISO」を使っているそうで、コクがあるのに重くなりすぎない絶妙なバランス。厚切りのベーコンやたっぷり削られたグラナパダーノチーズも相まって、リッチなおいしさが広がります。

糸島産のリーフ野菜を中心に盛り合わせたサラダはシャキッと新鮮で、ボリュームにも満足。まろやかなコーンクリーミードレッシングがかかっていて、香ばしいクルトンにはお店から徒歩7分の距離にある「つきほし製パン所」のパンを使っているそうです。ヨーロッパ発祥の本格派プレミアムコーヒー「COSTA COFFEE」や「牛島製茶」の八女和紅茶、季節限定ドリンクなど、セットドリンクの種類が豊富なのもうれしいポイント。

食後やカフェタイムには、専属のパティシエが作る季節替わりのケーキや「富士茶房プリン」(450円)、「富士茶房ティラミス」(550円)といったスイーツがおすすめ。好みのデザートとドリンクを選べるお得な「ケーキセット」(800円)や、2カ月ごとにテーマが変わる「富士茶房アフタヌーンティー」(3,800円・公式アプリからの事前予約推奨)も見逃せません。季節限定の生パスタやスイーツはインスタグラムで紹介されているので、ぜひチェックして出かけてみてくださいね。

●富士茶房 SUI

住所:福岡市博多区寿町3-4-8
電話:092-587-7770
営業:11:00〜18:30(OS18:00)、金・土曜〜17:00(OS16:00)、17:30〜21:00(OS20:00)
定休日:日曜
アクセス:西鉄天神大牟田線「桜並木」駅より徒歩9分、西鉄天神大牟田線「雑餉隈」駅より徒歩10分
Instagram:@fujisabo
その他:子連れ歓迎

※記載している情報は2024年5月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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