Entry

特集記事

喫茶と酒 mew<いいね!が集まるフォトジェニックショップ>(2)

喫茶と酒 mew<いいね!が集まるフォトジェニックショップ>(2)

おいしい食事や居心地のよさはもちろん、いまの時代は写真映えもお店選びに外せないポイント。今回は、InstagramをはじめとするSNSで「いいね!」間違いなしの写真を撮影できるユニークなお店を紹介します。全3回の第2回は福岡市春吉「喫茶と酒 mew(ミュウ)」です。

ピンクのライトに照らされながら80~90年代にタイムトリップ

福岡市春吉にある「LIBERATED HOTEL 春吉開地」は無人運営のホテル。80~90年代をコンセプトにした内装が、特に若い世代から支持され、人気を集めています。

春吉の路地に浮かび上がるネオンサインが目印。自動チェックインなどを行う1階のエントランス部分はこれまでPOP UP SHOPなどで利用されていましたが、2022年8月に「喫茶と酒 mew(ミュウ)」がオープンしました。

お店を手がけるのは店主・下橋未涼さん。カフェのバリスタやバーデンダーとして働いた経験を活かし、コーヒーやお酒を提供しています。雑誌やCD、ビデオ、ゲームなど80~90年代のポップカルチャーに囲まれた店内はカラーライトに照らされ、写真を撮影するとピンクのフィルターがかかったようないい雰囲気に仕上がります。

おすすめのメニューは、ネコの鳴き声に由来する店名の「mew」にちなみ、自家製ネコクッキーがのる「クリームソーダ」(750円)。写真のラムネのほか、メロンやいちご、ももがあり、カラーバリエーションも楽しめます。また、+200円でアルコール入りの「大人のクリームソーダ」にできるので、夜のひとときにもいいですね。

「昔、家でお母さんが作ってくれたようなプリンをイメージしました」という自家製の「懐かしプリン」(500円)は、昔ながらのしっかり食感。北九州市のロースター「KRANZ&CO」の豆を使用するコーヒーは「ブレンド」(500円)や「シングル」(600円)などがあります。

壁に並ぶ国内外のアーティストのカセットテープ。セレクトは東京のカセットテープ&レコードショップ「waltz」が手がけています。

店内に流れるBGMもカセットテープの音源。好きなものを選んでかけてもらうこともできます。「ここでお店を開いてから初めてカセットテープを使いましたが、最初は入れ方やA面B面に戸惑いました。今では、普段スピーカーで聞いている音楽よりも機械的な音やノイズなど、カセットテープならではの音を気に入っています」と下橋さん。

自由に読むことができる「BRUTUS」や「POPEYE」などの雑誌も80~90年代のもの。「プレイステーション」でゲームを楽しむ人も多いそう。そのほかにも縦型ジャケットが懐かしい8センチCDもあるので、思い出の曲を探すのも楽しそうです。

「80~90年代に青春を過ごした方は懐かしさを、若い世代の人は新鮮な感覚を楽しんでくださっているようです。散策の途中の休憩や、仕事終わりにフラッと一杯など、思い思いにこの空間を満喫してください」と下橋さん。

お昼も夜も、春吉の路地裏で80~90年代にタイムトリップを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※写真を撮る場合は、ほかの方の迷惑にならないように気を付けながら撮影を楽しみましょう。

●喫茶と酒 mew(ミュウ)

住所:福岡市中央区春吉3-24-20 LIBERATED HOTEL 春吉開地1F
電話:なし
営業:14:00~24:00
定休日:不定
アクセス:西鉄天神大牟田線「西鉄福岡(天神)」駅より徒歩8分、西鉄バス「春吉」より徒歩3分
Instagram: @kissa.mew

※記載している情報は2022年10月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

この記事をシェア・保存する

  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • myrouteに保存

Related posts

こちらもチェック!