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とんかつ とんとん<アジフライブーム真っ只中!>(1)

とんかつ とんとん<アジフライブーム真っ只中!>(1)

今年、福岡で盛り上がりを見せているグルメといえばアジフライ!新鮮なアジが手に入りやすい土地柄もあって専門店や看板メニューにするお店が続々とオープンしているほか、地下鉄薬院駅などにはアジフライの自動販売機まで登場しています。今回はここでアジフライ?という意外性のあるお店やアレンジが光るメニューをご紹介。全3回の第1回は福岡市赤坂「とんかつ とんとん」です。

とんかつ屋さんのボリューム満点アジフライ

福岡市赤坂のビルの一角に2021年9月にオープンした「とんかつ とんとん」は、プラチナポークと呼ばれる岩手県産「白金豚(はっきんとん)」のとんかつをはじめ、お酒に合う多彩な一品料理を取り揃えるお店です。

店主・平野憲一さんは、警固にあった「とんかつ 志道」で修業をしていた頃に白金豚のおいしさに感銘を受け、自分のお店をもつ時は白金豚をメインにすると決めていたそうです。九州ではあまり流通していませんが、平野さんは牧場と直接契約のうえ、仕入れを行っています。白金豚のとんかつは昼の定食や夜の一品料理で楽しむことができます。

そして、今回の主役は「あじフライ」(単品800円)。長浜市場から仕入れるアジは、長崎・大分を中心にその時に状態がいいものを厳選して使用。いいアジが入らないときは提供できないというこだわりの一品です。大きいアジを丸ごと一匹使うため、脂がのってふっくら肉厚。サクッといい音を立てる衣に包まれたジューシーなアジは言うまでもないおいしさです。卵やピクルス、玉ネギなどが入った自家製タルタルソースをたっぷりかけて頬張りましょう。

単品メニューですが、16時までは+300円、16時以降は+500円で土鍋炊きご飯とみそ汁のセットにできます。お米は揚げ物との相性を考え、さらっとした食感の熊本産キヌヒカリを選んでいるそうです。

アジフライやとんかつなど揚げ物には油切れのいい米油を使用。パン粉もこだわりをもって選んだものを使用しているため、揚げたてはもちろん少し時間が経ってもサクッと感が続き、おいしくいただけます。

お店の看板料理、白金豚のとんかつはハーフサイズ(800円)から用意。ロースかヒレを選ぶことができ、写真はヒレです。白金豚は、しっかりとしたうま味と繊維がきめ細かく柔らかな肉質が特徴。さらに脂が甘くしつこさがないので、とんかつにぴったりです。八丁味噌とゴマが効いたソースかわさび塩で味わうのもユニークです。ほかにもメンチカツやバラ塩焼きなどのメニューでも白金豚を味わうことができます。

カウンター席とテーブル席があり、一人でもグループでも利用しやすい雰囲気。「お昼は定食がありますが、一品メニューの提供も可能です。お酒が飲めるお蕎麦屋さんのメインがとんかつになったような感覚で、気軽にお越しください」と平野さん。全国各地から取り寄せる日本酒もめずらしいものが多いので、一品料理と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

●とんかつ とんとん

住所:福岡市中央区赤坂1-6-5
電話:092-231-2157
営業:12:00~22:00(OS21:30) ※昼の定食は~16:00
定休日:日曜 ※2022/12/28(水)~2023/1/4(水)休み(予定)
アクセス:西鉄バス「赤坂門」バス停より徒歩3分
Instagram: @tonkatu_ton2

※記載している情報は2022年12月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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