Entry

特集記事

チーズのトリコ<新店続々!チーズケーキ専門店>(3)

チーズのトリコ<新店続々!チーズケーキ専門店>(3)

もうすぐバレンタインデーですね。チョコレート代わりの贈り物として、また甘いものが食べたくなるこの季節の自分へのご褒美として、チーズケーキを楽しみませんか。福岡には新店舗も続々登場! レアやベイクド、新食感のトロトロチーズケーキなどさまざまなチーズケーキをご紹介します。全3回の第3回は福岡市今川「チーズのトリコ」です。

繊細な口どけが魅力、グルテンフリーのチーズテリーヌ

2022年11月に福岡市今川にオープンした「チーズのトリコ」は、小麦粉を一切使わずに作るグルテンフリーのチーズケーキショップ。もともと「八-Imagawa-」という青果店でしたが、コロナ禍に自宅で過ごす時間が増えたオーナーさんが、それまでの飲食業経験を活かし、チーズケーキの試作を始めたことがオープンのきっかけになったそう。約2年の間、1000回にも及んだ試作を経て完成したチーズケーキにはたくさんのこだわりが詰まっています。

「自然美」をテーマにドライフラワーが彩る店内で販売するチーズケーキは、湯煎式で焼き上げるテリーヌタイプ。北海道産のクリームチーズや生クリーム、さとうきびのミネラルと風味を生かした「素焚糖(すだきとう)」、大分県産「美宝卵」、長崎県産レモンなど、厳選した材料を使って作られています。多くの人が安心して食べられるようにグルテンフリーで作り、原材料も極力引き算をし、不要なものは加えないようにしているそうです。

写真手前から「プレーン りのか」(450円)、「ピスタチオ」(580円)、「和・宇治」(520円)。プレーンの名前に入った「りのか」はレモンの品種のこと。長崎県「ひらた果樹園」が無農薬栽培するレモン・りのかを使用しています。ピスタチオは無添加・無着色のもの、抹茶は京都・宇治産とどれもこだわりをもって選ばれていることがわかります。

温度、時間、水分量などを計算して焼きあげられたチーズケーキは、ふわっと余韻を残して消える食感が特徴。気温や湿度によって焼きあげる時間を細かく調整してこの食感を引き出しているそうです。口どけは軽く、甘さ控えめなので1ピースがあっという間になくなりました。

カットケーキはおしゃれなBOXに入って販売しているので贈り物にしてもよろこばれそうですね。約5カット分のハーフサイズや約10カット分のフルサイズもあります。また、チーズを使ったアイスケーキ「カッサータ」も販売しています。

「青果店も併設していますので、生活の一部として楽しんでいただけたらうれしいです」とオーナーさん。野菜も無農薬や減農薬など安心して食べられるものばかりです。取材時に野菜も購入しましたが、味が濃くておいしかったです。チーズケーキ好きなら見逃せない新店に、ぜひ足を運んでみてください。

●チーズのトリコ

住所:福岡市中央区今川2-14-10
電話:092-734-0831
営業:11:00~19:00
定休日:月曜(祝日の場合営業、翌日休み)
アクセス:西鉄バス「鳥飼三丁目」バス停より徒歩2分、「地行」バス停より徒歩5分
ホームページ:https://torico-of-cheese.com/
Instagram: @torico_of_cheese

※記載している情報は2023年2月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

この記事をシェア・保存する

  • Facebookでシェアする
  • Twitterでシェアする
  • LINEでシェアする
  • myrouteに保存

Related posts

こちらもチェック!