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【福岡】モチェ<福岡のいちごスイーツで甘酸っぱいひと時を>(3)

【福岡】モチェ<福岡のいちごスイーツで甘酸っぱいひと時を>(3)

待ちに待った季節の到来!甘酸っぱいおいしさが広がるいちごスイーツで、春の訪れを感じませんか?地元産のいちごをふんだんに使ったナポレオンパイや、フレンチシェフが作るいちごデザート、ジューシーな味わいのいちごクレープまで、福岡で人気のいちごスイーツを紹介します。全3回の第3回は福岡市中央区の「moitié」です。

フレンチシェフが作る、とろけるいちごのデザート

赤坂の路地裏に店を構える「moitié(モチェ)」。昼は洋食メニューやデザートを味わえるカフェ、夜はフレンチベースのコース料理を楽しめるレストランという2つの顔をもつ一軒です。

白を基調としたスタイリッシュな空間は、車椅子やベビーカーも入店しやすいバリアフリー。椅子は朝倉市にある家具工房「シキファニチア」、テーブルは久留米市北野町の建築会社「なかがわ建設」に特注したものだそう。柔らかな木の温もりが調和し、ゆったりとした時間が流れています。

店を手掛けるのは、フランスの3つ星レストランでの修業経験もあるオーナーシェフの石井恒多さん。久留米の人気カフェ「+you(プラスユー)」でシェフを務めた後、2022年8月に自身の店をオープンしました。

店名の「moitié」は、フランス語で“はんぶんこ”を意味します。

「フランスでの修業時代、厨房で食材の切り方を聞いた時に、“モチェ!モチェ!”と指示されたことがあって。日本語で読み方を書くとモワティエなのですが、モチェという可愛らしい響きが気に入って名付けました」と石井さん。お店のロゴは、クッキーを半分に割った様子をデザインしているそうで「食べる喜びと作る喜びを分け合えたら」という思いが込められているそうです。

毎週うきは市に買い付けに行くなど、仕入れる野菜や果物はうきは市や朝倉市の農園で育てられた地物が主役。サラダプレートやローストビーフ丼といったランチや多彩なスイーツメニューに加え、12月下旬から5月上旬頃までは、うきは産を中心としたいちごのデザートが登場します。

SNSでも話題の「イチゴのスノードーム」(1,800円)は、ホワイトチョコレートのドームに熱々のいちごソースをかけて味わう特製のデザート。「いちごのフレッシュな香りとおいしさを大切にしたい」と、ソースは作り置きをせず、注文ごとにいちごをカットして鍋で煮立てて仕上げています。

熱々のいちごソースをかけるとホワイトチョコレートがたちまちに溶け、辺りに甘〜い香りが広がりました。

ドームをかぶせる前の中身はご覧の通り。ジェノワーズ(スポンジ生地)、生クリーム、チョコレートや抹茶のテリーヌ、メレンゲやクッキークランブルなどが層になり、新鮮ないちごが散りばめられています。1番上にのせるアイスクリームは4種類から選べ、取材時はいちごのアイスクリームをチョイス。甘味や食感がとりどりに弾け、目で見て、味わって楽しい一皿です。

ディナーは前日までの予約制ですが、コースだけでなくアラカルトやいちごのデザートも注文できます。「アフタヌーンティーセット」(3,500円・2名〜前日までの予約制)や、いちごをふんだんに使った「イチゴパフェ」(1,600円)もおすすめですよ。

●moitié(モチェ)

住所:福岡市中央区赤坂1-11-6 1F
電話:092-707-1107
営業:11:00〜ランチOS15:00、18:00〜OS20:00(ディナータイムは要予約)
定休日:不定
アクセス:西鉄バス「赤坂門」バス停より徒歩2分、「法務局前」バス停より徒歩5分
HP:https://moitie-fukuoka.owst.jp
Instagram:@moitie_fukuoka
その他:子連れ歓迎

※記載している情報は2024年3月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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