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【久留米】メルカート オット グラッツェ<福岡のあじさい名所でランチ>(3)

【久留米】メルカート オット グラッツェ<福岡のあじさい名所でランチ>(3)

しっとりとした梅雨の季節を彩るあじさいの花。少し足をのばして西鉄電車・バス沿線のあじさいの名所におでかけしませんか。あじさい鑑賞と併せて楽しみたいランチ情報をお届けします。全3回の第3回は久留米市「Mercato Otto Grazie」です。

地元の恵みたっぷり!開放的な雰囲気で味わうイタリアンランチ

筑後エリアのあじさいの名所といえば、久留米市「千光寺」。そばにある2022年12月にオープンした「Mercato Otto Grazie(メルカート オット グラッツェ)」は、穏やかな雰囲気のなかで地元の食材を使用したイタリアンを楽しめるカフェレストランです。

耳納連山の麓、「千光寺」へと続く道の途中に現れる一軒家レストラン。久留米市中心部にあるスイーツショップ「ウキヨショウテン」などを手がけるオーナーが、長年の友人で東京や福岡の飲食店で腕を磨いたシェフの江口亮佑さんと一緒にお店を開きたいという思いから、こちらのお店をオープンしたそうです。

外を眺める大きな窓や高い天井、あちこちに配された植物など、明るい店内には開放的な雰囲気が漂います。一角ではお店で使用している器なども販売しています。

店名の「メルカート」はイタリア語で「市場」という意味。久留米市を中心に活躍するイラストレーター・早川康司さんが壁に描いた市場の絵も楽しい雰囲気を演出しています。

ランチタイム(11:00~15:00)には、コースメニュー(1,980円 ※ドルチェなしの場合1,760円)が用意されています。メインは自家製ボロネーゼを使ったパスタもしくはドリアから選べます。取材時はパスタコースを選びました。

前菜は6種類のキノコのマリネ、サラミ、赤キャベツのラペ、キャロットラペ、ラタトゥイユ、パテをのせたバゲット。野菜は地元農家の採れたて野菜が並ぶ道の駅や産直市場をオープン前に周り、仕入れたものを使用しているため新鮮そのもの。パテのレバーは久留米市大善寺の酒蔵「瑞穂錦酒造」の大吟醸の酒粕や生クリーム、牛乳に漬け込んで仕上げています。味わい深くしっとりとした食感のパテは人気の一品です。

自家製ボロネーゼは、野菜やキノコを煮詰めて取った出汁にワインを加え、牛豚の合い挽き肉を約6時間煮込んだもの。パスタの麺が足りなくなるほどたっぷりと贅沢にかけられているのもうれしいポイントです。香りとコクをプラスするパルミジャーノチーズは、シェフが食べ比べしたうえで自家製ボロネーゼに一番合うものが選ばれています。

食後のドルチェは自家製パンナコッタ。コーヒーと紅茶の2種類のパンナコッタにキャラメルがけのマカダミアナッツとフルーツが添えられていています。ドリンクはコーヒーと紅茶のほか、アップルやマンゴー、オレンジのジュースから選ぶことができます。

「千光寺」のあじさい祭りの期間は、特別メニューになる可能性があるので、事前にInstagramなどをチェックしてみてください。ランチのほかにデザートメニューもあり、カフェ利用も可能です。

お店の裏にはドッグランもあり、食事を注文すると無料で利用できます。テラス席はペットOKなので愛犬家の方もうれしいですね。

●Mercato Otto Grazie(メルカート オット グラッツェ)

住所:久留米市山本町豊田2332-1
電話:050-8885-4822
営業:11:00~18:00(OS)※夜は予約営業
定休日:金曜(祝日の場合営業、別日に休み)
アクセス:西鉄バス「山本コミュニティセンター前」バス停より徒歩6分
Instagram: @mercato.otto.grazie

※記載している情報は2024年5月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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