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ランチ、おやつ、ちょい飲みまで!薬院フードトラックホッピング

ランチ、おやつ、ちょい飲みまで!薬院フードトラックホッピング

料理やスイーツを気軽にテイクアウトできるフードトラックは、今やまちなかに欠かせない存在。特に薬院エリアはフードトラック専用エリアができるなど激戦区となっていて、さまざまなグルメを楽しむことができます。ランチ、おやつ、ちょい飲みと、一日のシーンに合わせて選べる“フードトラックグルメ”を楽しんでみませんか?

SOUP TRUCK -by MEGUSTA-

毎日通いたい、野菜たっぷり具だくさんスープ

ランチタイムのおすすめは、“食べるスープ”専門のフードトラック「SOUP TRUCK -by MEGUSTA-」です。警固や赤坂、東京に店舗を展開する立飲みバル「MEGUSTA」が手がけ、野菜をふんだんに使ったスープやサラダを販売しています。2020年8月、コロナ禍のさなか体調に気を遣う人も増えていたため、「近隣で働く人々に健康的な食事を楽しんでもらいたい」という思いでオープンしたそうです。スープのおいしさが評判を呼び、今年10月には、春吉にセントラルキッチン&テイクアウト店舗「SOUP TRUCK CENTRAL」も開店しました。

スープ(450円)は3種類から選べます。日替わり1種、週替わり2種なので、いつ訪れても新しいスープと出会える楽しみがありますね。ミネストローネやクリームシチューなど定番メニューから、麻辣スープやガパオ風スープなど変わりメニューも!これまでに登場したスープは450種以上にもなるそうです。そしてどのスープにも1杯に100g以上の野菜が入っているのがうれしいポイントです。

取材時の週替わりスープは、台湾の魯肉飯をモチーフにしたルーローハン風スープ。ほんのりスパイスが香るスープに大根やレンコン、豚肉、厚揚げなどがゴロゴロと入り、食べごたえ十分でした。

もう一つの人気メニュー、スーパーサラダボックス(単品800円、スープセット1,080円)。生野菜のほか、マリネや温野菜など合計300g以上を使用し、スープと組み合わせれば成人の野菜摂取の理想量350gを満たすことができます。クルトンやグラノーラの食感もアクセントになり、主食並みの満足感です。スープとスーパーサラダボックスのセットでボリューム満点のランチになりますね。

10月にはマフィン(320円)も登場しました。バターや牛乳は使わず、豆乳で作ったマフィンは、しっとりとした生地とナッツのザクザク感を楽しめます。

テイクアウトのバッグもスタイリッシュです。

健康志向のお客さんが多いのかと思いきや、「単純に『おいしいから』という理由で通ってくださる方が多いです」とのこと。おいしくて体にやさしいなんてうれしい限りですね。公式Instagramに毎日のメニューが紹介されているので、チェックしておでかけください。

●SOUP TRUCK -by MEGUSTA-(スープトラック バイ メグスタ)

住所:福岡市中央区渡辺通4-3-11-1
電話:050-5875-2933
営業: 11:00~13:30、16:00~22:00
定休日:土・日曜、祝日
アクセス:西鉄天神大牟田線「薬院」駅すぐ
ホームページ: https://souptruck-megusta.com/
Instagram: @soup.truck_megusta

薬院テラス

今日はどの店舗? 出会いを楽しむ憩いの場

おやつを探しに、さまざまな店舗が集まる「薬院テラス」へ。コロナの影響でビル建設が延期になった土地を、フードトラックや移動販売車が営業できる場所として整備したスペースです。出店する店舗はその日によって異なり、多い日には5軒が集まることもあります。

薬院大通り交差点そば、城南線通り沿いという便利な場所に位置しています。広場のようになっていて、購入した商品をその場で食べることも可能です。取材時は、4軒のフードトラックが営業していたのでご紹介します。

まずは、薬院テラスの常連「Radiant Cafe(ラディエント カフェ)」(@radiant_cafe)へ。こちらは、もちもち食感の生地が自慢のクレープ店です。

双子の姉妹が営んでいます。平日は一人で営業することが多いそうで、この日はお姉さんがクレープを焼いていました。お二人とも以前は会社員だったのですが「二人で何かがしたい」と、好きだったお菓子作りを仕事にすることに。クレープづくりの基礎を学び、キッチンカーでの営業をスタートさせました。

クリームブリュレ(500円)は、たっぷりのカスタードやキャラメルソースがたまらない定番メニュー。キャラメリゼした部分のカリッとした食感はまさにクリームブリュレです。ほかに、チョコバナナ(450円)やチョコブラウニー(450円)などの定番のほか、季節限定の商品も。12月に入ると、イチゴを使ったものも登場するそうです。

「焼き芋専門 月影」(@imoya.tsukikage)も、薬院テラスおなじみのフードトラック。店主が、生産量全国4位を誇る地元・宮崎のサツマイモを広めたいという思いで始めたお店です。宮崎紅やシルクスイート、紅はるかなど、その時期においしい品種を、焼き芋をはじめアレンジしたオリジナルメニューで楽しむことができます。

「サンクス・スイーツ・スモア」(650円)は、まるごと一本の焼き芋にマシュマロをのせ、焼き上げた秋冬の限定メニュー。この日のサツマイモはシルクスイートでした。とろりと溶けるマシュマロとなめらかなシルクスイートがベストマッチな一品です。そのほかに、「ギルティ・あんバター」(650円)、「明太・マヨチーズ」(650円)など、興味を引かれるメニューが並びます。

普段はフードトラックならぬ“フードバイク”でサンドイッチを販売する「名もなきサンドイッチ屋」(@namonaki.sand)。薬院テラスの販売スペースに出店しています。

ボリュームたっぷりのサンドイッチがずらり!この日はフルーツサンドと惣菜系合わせて8種が用意されていました。パンは店主が食べ比べて一番サンドイッチに合うと感じた高取「紺青」のもの、フルーツは農家から直接仕入れるなど、確かな素材を使用しています。ここに出店して間もないそうですが、続々とサンドイッチを求める人が訪れていました。

最後にもう一軒、「麻陽」(@macky01234)はベジタリアン料理を販売するフードトラック。無農薬米や地産地消野菜を使ったタコスやタコライスを販売しています。ヘルシーなランチにいいですね。

取材時はこちらの4軒でしたが、訪れる日によって違う出会いを楽しめそうです。

●薬院テラス

住所:福岡市中央区薬院2-1-5
電話:なし
営業: 12:00~18:00 ※店舗により異なる
定休日:不定 ※Instagramを確認
アクセス:西鉄天神大牟田線「薬院」駅より徒歩6分、西鉄バス「薬院大通り」バス停すぐ
Instagram: @yakuin_terrace

フードトラックファクトリー

キューバサンドとハイボールでちょい飲み

夜になっても薬院のフードトラックは営業中! 軽く飲みたい時にちょうどいいのが薬院六つ角交差点の移動販売車専用スペースで営業する「フードトラックファクトリー」です。大名の隠れ家バー「bar velly(ベリー)」や生の松原のドッグカフェ「シーサイドブルズカフェ」を経営するオーナー・今福勇輔さんが3店舗目として2020年8月にオープンしました。キューバサンドやガーリックシュリンプといったフードメニューのほか、ハイボールなどのアルコールを楽しめます。

薬院六つ角の移動販売車専用スペースは夕方~夜営業が中心。3店舗分のスペースがあります。

もともとこのフードトラックは、今福さんの友人が対馬で営業していたもの。コロナ禍で観光客が減り、困っていた友人からトラックを譲り受け、この場所で営業を始めました。

看板メニューはキューバサンドウィッチ(単品780円、ナチョス&ビーンズセット 1,000円)。カリブ海に浮かぶキューバを発祥とし、移民がアメリカに持ち込んで広まったサンドイッチです。今福さんは、フードトラックを題材にした映画「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」を観て、キューバサンドを看板メニューにすることを思いついたのだそうです。キューバサンドに欠かせないパン、キューバブレッドに挟むのは、ローストポークやピクルス、チーズ2種、マスタード2種。養命酒を提供するバー「bar velly」を経営する今福さんらしく、ローストポークの隠し味は養命酒です。

おすすめのドリンクはハイボール(500円~)。カジュアルなものから、バーで取り扱う品質のものまで約10種のウイスキーから選ぶことができます。銘柄は入れ替わり、めずらしいものが登場することもあるのだとか。

「0次会、1.5次回など、1杯だけ飲みたい時にもお気軽に」と店長のマイケルさん。

お隣では「encounter kitchen」が営業中。15時頃にオープンし「六角カレー」などのフード、夜はおつまみやお酒を提供しています。

●フードトラックファクトリー

住所:福岡市中央区今泉2-3-12
電話:なし
営業:17:00~翌1:00
定休日:火曜
アクセス:西鉄バス「薬院二丁目」バス停より徒歩2分
Instagram: @foodtrack.factory

※記載している情報は2021年12月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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