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【福岡】ソエル<2025最新版!福岡のおいしいモーニング>(2)

【福岡】ソエル<2025最新版!福岡のおいしいモーニング>(2)

新しい季節は、いつもより少し早起きして朝ごはんを食べに出かけませんか?大阪発のおしゃれカフェから、旬野菜をたっぷり楽しめるカフェビストロ、食材にこだわりが光る人気ベーカリーまで、福岡でおすすめの最新モーニングをお届けします。全3回の第2回は福岡市博多区「soel」です。

隠れ家カフェビストロで旬の彩りあふれるモーニング

おいしいものを食べてパワーチャージしたい!そんな時に訪れたいのが「soel(ソエル)」。2024年7月、博多駅にも程近い住吉の路地先にオープンした隠れ家的なカフェビストロです。

レトロなタイル張りの外観と小さな看板を見逃さないように、そっと2階へ続く階段を上ります。

扉を開くと、柔らかな陽の光が差し込む開放的な空間が目の前に。この場所は築60年ほどの古い民家でしたが、大工である店主のお兄さんにも手伝ってもらいながら、ほぼDIYでリノベーションしたそうです。オープンキッチンに面した丸みのあるカウンターやテーブル、備え付けのベンチなど、木の風合いを活かしてハンドメイドされた什器もすてき。

店主の金森直子さん(右)と川添朱里さん(左)が笑顔で迎えてくれました。2人は、東京に本店を置くベーカリーカフェ「パンとエスプレッソと」で出会い、長らく一緒に働く中で意気投合。金森さんは10年に渡りシェフを、川添さんはパン製造やコーヒーをはじめとしたドリンク、接客を担当していたそうで、“いつかお店を開きたい”との夢を共に叶えました。

9:00〜12:00はモーニングタイム、16:00〜22:00は小料理とワインなどを楽しめるビストロタイムと、2つの楽しみ方ができる「soel」。モーニングタイムは予約優先で、「ソエルのモーニング」と題した自家製パン付きのプレートメニューを提供しています。オープンキッチンから漂う香りや音に、心もほっと癒されるようです。

取材時には、3月の「ソエルのモーニング」(ドリンク付き1,650円)をいただきました。セットドリンクには京都「miepump coffee shop」の焙煎豆を使ったコーヒーや、京都「八十八良葉舎」の焙煎和紅茶などが揃い、今回は注文ごとに抹茶を点てて作る「抹茶ラテ」(+300円)をチョイス。深い緑が冴え、豊かな香りが広がる春にぴったりのドリンクです。

プレートの上には、糸島の農家から届く旬野菜を中心とした9品がずらり!この日のメインディッシュは合挽き肉の「ミートボール チーズソースがけ」で、五香粉がほんのり香る肉々しい食感とチーズが相性抜群です。白菜をとろみ付けに使ったという新タマネギのスープは甘く、桜エビの押麦サラダやセロリと柑橘のマリネ、旬野菜のグリルも美味。

自家製パンはフォカッチャとカンパーニュの2種で、香ばしくもっちりとした生地のおいしさが広がります。

自家製のリンゴジャムやブラウンチーズ、ピンク色の新じゃがとビーツのマッシュポテトなど、いろいろとのせながら味わうのも楽しみの一つ。その他、ゴルゴンゾーラのチーズケーキ」(+600円)といった食後のデザートも見逃せません。

ナチュラルワインも多彩に揃い、休日はグラスワイン(900円〜)と共にブランチを楽しむのもおすすめ。4月のプレート内容はインスタグラムで告知されているので、ぜひチェックしてみてください。

入口には、金森さんと川添さんの愛犬“とろろ”と“おこめ”をデザインしたかわいらしいイラストも飾られていました。

店名には「日常に花を添える、幸せを添える、寄り添える」との思いが込められているそう。「soel」のモーニングが、新しい季節や一日の始まりをもっと豊かにしてくれるはずです。

●soel(ソエル)

住所:福岡市博多区住吉3-15-9 2F
電話:092-600-0766
営業:9:00〜12:00(OS11:30)、16:00〜22:00(OS21:30頃)
定休日:不定
アクセス:西鉄バス「住吉」バス停より徒歩4分
Instagram:@soel_fuk

※記載している情報は2025年4月のものです。営業時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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