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【福津】宮地嶽神社<涼を感じる夏の神社へ>(2)

【福津】宮地嶽神社<涼を感じる夏の神社へ>(2)

夏本番のこの時期は、涼を求めて福岡の神社を訪れてみませんか。緑に囲まれた境内や夏ならではの装飾、涼しくなった夜に見られるライトアップなど、暑さを忘れられる光景が待つ神社をご紹介します。全3回の第2回は福津市「宮地嶽神社」です。

風鈴の音を響かせて夜空に映える天の川

創建から1800余年を数える「宮地嶽神社」は、全国に鎮座する宮地嶽神社の総本宮。開運や商売繫昌のご利益のほか、参道を夕陽が一直線に照らす「光の道」、境内にある“三つの日本一”などで知られる神社です。今回は8/31(日)まで開催されている「光の音 風凛まつり」をご紹介します。

参道から境内に進むと現れる堂々たる楼門。大きな「茅の輪」は、8/1(金)に行われた「大夏越祭」に掛けられたもので、しばらくの間設置されているそうです。

楼門前の手水舎には水が流れるパネルが設置されていて、見るからに涼やか。季節の花々を浮かべた花手水も華やかです。また、近くの鳥居にはミストシャワーが設置されていて、清涼感を味わうことができます。

楼門を抜けた先には御本殿や拝殿、お守り授与所などがあります。お参りをしたあとは、「風凛まつり」が行われている「奥の宮不動神社」の参道へ。拝殿に向かって右側から行くことができます。

ゆるやかな登り坂を進むと「奥の宮八社めぐり」の案内が見えてきます。木々が生い茂り、夕方でも薄暗い雰囲気ですが、灯篭が足元を照らしてくれるので安心して歩くことができます。

さらに歩みを進めたその先に現れるのが、天の川に見立てた風鈴のトンネル。2023年に始まり3回目を迎えた今年の「風凛まつり」は、昨年より2,000個多い5,000個の風鈴が約50mにわたって設置され、より壮大なスケールを楽しむことができます。

さまざまなクリアカラーの風鈴と、光を受けて輝くオーロラ色の短冊のコンビネーションが爽やかな印象ですね。風が吹くとチリンチリンという軽やかな音が周囲に響き、清涼感をもたらしています。

日没を迎え、周囲が暗くなる20:00頃に灯りがつき、ライトアップがスタート。

暗闇に浮かび上がる風鈴は本当の天の川のよう。子どもから大人までたくさんの参拝者が幻想的な光景と5,000個の風鈴が奏でる音色を楽しんでいました。

風鈴の天の川のすぐそばにある「奥の宮八社」のひとつ、「恋の宮」にはピンクの風鈴が。

「恋の宮」の隣にある「水神社」には透明の風鈴が飾られています。風鈴の天の川から少し周囲を見渡すと見つけることができます。

また、授与所では「風凛まつり」期間中限定の御朱印(1,500円)の頒布も行われています。写真の書置きの御朱印のほか、16:30までは直書きの御朱印も受けることができます。

「風凛まつり」に合わせて授与所の時間も延長されています。「宮地嶽神社」の神の使い・モマのおみくじもかわいいですね。

「風凛まつり」期間中の金・土曜の19:00~22:00は「風凛夜市」も実施。キッチンカーやテント型の飲食ブースが登場し、風鈴の観賞と共にグルメを楽しむことができます。暑さが落ち着く夜の時間帯を楽しめる「光の音 風凛まつり」は8/31(日)まで開催中です。

●宮地嶽神社

住所:福津市宮司元町7-1
電話:0940-52-0016
時間:参拝自由、授与所9:00~19:00 ※風凛まつり開催中9:00~22:00
定休日:なし
アクセス:西鉄バス「宮地嶽神社前」より徒歩3分
ホームページ: https://www.miyajidake.or.jp/
Instagram: @miyajidake

※記載している情報は2025年8月のものです。時間や定休日、価格は変更になる可能性があります。価格は特別な記載がない限り、税込みで表記しています。

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